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認定証 No. 0428
女性が主導する関係を、支配ではなく奉仕として描く。その描き方によって『文学女子に食べられる2』は、連作のなかでただ1冊、純愛の殿堂にも名を連ねた。
大学の文学サークルの物静かな後輩の女性が主導し、経験の無い先輩の男性が受ける側に回る、男性受け・女性上位の連作の第2話である。第1話の1週間後、週に1度だけ会う約束のもとで、二人は2度目の夜を迎える。
週に1度という間隔が、待つ時間そのものを物語に組み込む。台詞を削り、表情と擬音で運ぶコマが多く、ふつうなら数コマで済む段取りに数ページを費やす。彼女の主導は高圧的な支配ではなく、相手を喜ばせるための振る舞いとして描かれる、と読者の評は別々にそろう。ほんわかと丸い絵柄と内容の濃さの落差も、繰り返し挙げられる。
サークルひまわりのたねの4作目で、2017年の第1作から2年を置いた95ページの続編である。作者種乃なかみの連作はこの巻で続いていく形を得て、2026年の第6作まで伸びた。
公式のジャンル表示には女性の側から迫る趣向の語が並ぶが、EHOFの部門の集計では純愛に数えられている。同人の殿堂では第130位、純愛の殿堂では第19位にある。
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