文苑堂 ・ BAVEL COMICS ・ シリーズ「きじょういえっち【電子限定版】」
認定証 No. 0495
試し読みはFANZAブックスが用意したビューワで開く(DLsite / FANZA切替の対象外)。 掲載の可否は版元の方針に従っており、試し読みを認めていない版元の作品にはこの導線を置いていない。
短編集を一つの主題で通すことは、見かけほど易しくない。『きじょういえっち』は、女性の側が主導する関係という一本の軸で10編を貫いた作品集として殿堂に立つ。
朝峰テルの3冊目の単行本で、いわゆる女性上位ものの短編集である。恋人、幼なじみ、年上の女性、看護師、大家と相手を替えながら、尽くす側だった女性が主導する側へ転じる筋を中心に組む。
読者の評がまず挙げるのは、この主題の統一である。収録作を1編ずつ数え、例外に見える1編も主題を崩していないと確かめる評が複数ある。ヒロインがみな相手への好意から動き、関係が甘く悲壮感が無い点でも評は一致する。構図と表情の確かさ、コミカルな筆致も繰り返し挙がる。
2016年の『求愛メンタル』以来、作家は文苑堂の『COMIC BAVEL』を足場に、ほぼ2年おきに単行本を重ねてきた。本作は作家の本の中で、DLsiteの評価が最も多く付いた一冊である。紙と電子はいずれも2020年に出ており、電子限定版には収録作の続編1編が加わる。
DLsiteのレビューは配信直後から5年以上書き継がれている。販売の門から入った一冊で、商業作品の殿堂では第221位。
数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。