HALL OF FAME ・ COMMERCIAL WORK
無口少女とスケベ電車
安間
No.041 ・ 商業作品殿堂
殿堂値
90.97
順位
第41位
評価数
6,277
4★以上
5,757
合算★
4.62
発売
2020年
メディアックス
認定証 No. 0508
APPRECIATION ── EHOF編
同人誌で6年をかけて描き継いだ連作が、10年目に一冊の単行本になった。『無口少女とスケベ電車』は、その刊行史と作家の画力の歩みを一冊に刻んだ作品として殿堂に立つ。
通学電車で痴漢の標的にされる無口な女子高生ハルカを、ひとりの男との関わりだけで全8話にわたって追う、痴漢もの(非合意)の成人向け長編である。ヒロイン1人と相手1人で一冊を通す組み立ては、単行本としては珍しいと評される。
安間は個人サークルF宅で、痴漢や陵辱を題材にした同人誌を年に数回出してきた。2010年に第1話を出した連作は、2016年の第8話で完結した。本作は作家にとって最初の商業単行本で、第1話を全ページ描き直し、同じ主人公のフルカラー短編を加えた。
2話以降は同人誌のときの絵を残しているので、話を追うごとに線が整っていく過程が見え、描き直した第1話には10年後の筆が立つ。画力の伸びを一冊の中で辿れることを多くの読者が挙げ、中国語の評も同じ点に触れる。
紙は2020年6月にメディアックスから出た。EHOFの集計では、痴漢を公式ジャンルに含む商業の殿堂入り9作のうち4作が2020年の作である。商業の殿堂では第41位にある。
数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。