退魔の母
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認定証 No. 0445
退魔の家という看板の下で、読者が見つけたのは家族の喜劇だった。『退魔の母』は、その軽みで、長く続く連作の起点となった1冊である。
サークルぷっぷくぷーがコミックマーケット96で頒布した26ページの短編で、作画は可哀想(FANZAの表記)。退魔の一族を守る未亡人の母が、一人娘の連れてきた恋人を跡継ぎにふさわしいか試そうとして関係を持つ。年の差を描く熟女もので、娘の側から見れば寝取りの筋立てである。
評がそろうのは、退魔の設定がほぼ名目で、物語が母の可笑しさで進むことである。家柄を盾に厳格を装いながら本音を隠しきれない落差と台詞回しが笑いを生む。髪型まで変えて若作りする結末の母は多くの読者が書き留め、後味の良さを挙げる評も重なる。
FANZAで活動してきたサークルが、2019年9月にDLsiteへ既刊をまとめて置いたとき、その最後に並んだ新作が本作である。以後、続編4作と総集編が続いた。
販売の記録の大半はFANZAの側にある。DLsiteの同人マンガで題名に「母」を含む作品は2019年の260点から2025年に800点を超えたが、割合は3%前後のまま動いていない。同人の殿堂では第138位にある。
試し読み
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数値はDLsite同人およびFANZA同人の公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。