ヒット出版社 ・ セラフィンコミックス
認定証 No. 0386
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『円光おじさん』は、題名の男ひとりの造形と、第1話から最終話へ張りわたした伏線で、10話の連作を一つの物語に仕立てた一冊として殿堂に立つ。
題名の「円光」は援助交際の当て字である。小太りの中年男性と、援助交際で彼と出会う女子高生たちを1話ずつ描く成人向け連作で、売春・援助交際を題材にとる。読者は、この題材を後ろ暗さを持ち込まずに明るく運んだ点を、受け入れた理由として最も多く挙げる。
筆の中心は男の造形にある。丸い中年はぬいぐるみやマスコットにたとえられ、不快さの無い愛嬌と相手への優しさを備える。師走の翁は男性をしっかり描くと以前から同業者に評されてきたが、本作はその長所を主役に据えた。
構成も周到である。第1話の何気ない場面から、なぜこの男がこれほどの金を持つのかという謎が仕込まれ、最終話で種明かしされる。収録作の初出は2017年から翌年の『COMIC阿吽』で、ヒット出版社の21冊目、デビュー22年目の単行本にあたる。
2018年4月の紙の単行本は、とらのあな秋葉原A店の同年通年で2位、FANZA通販の年間でも6位に入った。英語版はJ18から出ている。殿堂の商業作品では第79位にある。
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1 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。