スキノウラガワ
文苑堂 ・ BAVEL COMICS ・ シリーズ「スキノウラガワ【DLsite限定版】」
認定証 No. 0463
試し読みはFANZAブックスが用意したビューワで開く(DLsite / FANZA切替の対象外)。 掲載の可否は版元の方針に従っており、試し読みを認めていない版元の作品にはこの導線を置いていない。
好意の裏側に沈む重い感情を描きながら、話を収まるべきところへ運ぶ。『スキノウラガワ』は、その情念の描き方で殿堂に立つ、名仁川るいの紙の2冊目の単行本である。
学校を舞台に、教師と生徒、クラスメート、幼なじみといった関係の恋と執着を描く作品集で、3話構成の中編『トクベツアツカイ。』を軸に短編を収める。重い愛を描く純愛の本として読まれてきた。
評がそろうのは、人物が抱える背景と情念の重さである。家庭に問題を抱えた人物を含め、単純な感情では割り切れない関係が描かれ、それでも読後は救いのある場所に落ち着く。繊細で柔らかな表情の線、とりわけ目と涙の表現が、言葉にされない気持ちを伝える。
作者は『COMICポプリクラブ』で再デビューし、2015年のポプリ大賞で佳作を受けた。同誌の休刊で、最後の漫画賞受賞者となった。電子書籍だけの1冊を除けば、本作は文苑堂から出た2冊目の単行本にあたる。
紙は2019年に出て、DLsiteとFANZAではカバーイラストを加えた限定版が配信された。2ちゃんねるの有志による読者投票「エロマンガ大賞」では、2019年分で同率の第2位に入っている。商業の殿堂では第186位にある。
数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。