キルタイムコミュニケーション ・ アンリアルコミックス
認定証 No. 0498
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DATEはこれまで、人が作り変えられる話を恐怖の側から描いてきた。『同居する粘液』は同じ手つきのまま、1冊を通して恋愛を描いた本である。
コンビニの仕事でうだつの上がらない男の部屋に、姿を変えられる粘液が住みつく。粘液は男に一途で、彼が目を留めた女に化けては尽くす。やがて男は、化けるためにその女を取り込んでいることを知る。知ってからも、彼は止めない。
読者が口をそろえて挙げるのは、主人公の倫理が溶けていく速さである。取り込まれた女は記憶も性格も引き継いだまま日常に戻るので、誰も欠けたことにならない。事件が起きないから、後戻りする理由も生まれない。粘液のほうは無邪気で、嫉妬もする。恐怖と甘さが同じページに載り、それでも読後は暗くならない。
『コミックアンリアル』に不定期に載った9話をまとめた、4冊目の単行本にあたる。併録の短編2編のうち1編は、前の単行本『レジデンス ~歪んだ願いで少女に変わる~』の世界へ戻る話である。2025年には続編の単行本が出た。
殿堂の商業作品では第25位。作者の単行本は2冊が殿堂に入っている。
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2 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。