糸を撚る
コアマガジン ・ 受賞による入場(選出基準 第6条)
認定証 No. 0654
試し読みはFANZAブックスが用意したビューワで開く(DLsite / FANZA切替の対象外)。 掲載の可否は版元の方針に従っており、試し読みを認めていない版元の作品にはこの導線を置いていない。
6年の間を置いて届いた2冊目が、静かな画面で読者を立ち止まらせた。『糸を撚る』は、余白と空間の描写で読ませる短編集として殿堂に立つ。
高柳カツヤの2冊目の単行本で、コアマガジンのメガストアコミックスから2023年末に出た。『コミックホットミルク』を初出とする7編を収め、版元は作家の集大成と位置づける。学校や放課後、人里離れたバス停などを舞台に、思春期の男女の関係を描く。
読者の評がそろうのは画面の確かさである。自在に動く構図と的確な人体の把握、背景や小物まで描き込みながら散らからない画面が挙がり、空気の湿り気まで描いた一コマずつを芸術と呼ぶ評もある。人物は男女とも立体的で、それぞれの来し方や思いが伝わるという評が重なる。
筋やコマの意味を考えながら読む官能漫画であり、文学の気配があるという評も複数ある。単独の著書は2017年の『エロ本ですよ。』と本作の2冊だけで、6年を待った読者の声も評に残る。
紙の版は2023年12月、電子版はFANZAが先で、DLsiteは2024年1月である。業界人が選ぶ「このエロマンガがすごい!」の2023年版に選ばれ、商業の殿堂では第145位にある。
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1 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。