エロ本ですよ。
コアマガジン ・ 受賞による入場(選出基準 第6条)
認定証 No. 0359
試し読みはFANZAブックスが用意したビューワで開く(DLsite / FANZA切替の対象外)。 掲載の可否は版元の方針に従っており、試し読みを認めていない版元の作品にはこの導線を置いていない。
成人向け漫画が、自ら「エロ本」を名乗る。『エロ本ですよ。』は、その直球の題のまま、初単行本で作家性を言い切った一冊として殿堂に立つ。
高柳カツヤの初単行本で、2017年4月にコアマガジンのメガストアコミックスから出た。『コミックホットミルク』などの9編と描き下ろし1編から成る。恋人同士、同級生、バイト仲間、派遣のアンドロイドと設定は幅広く、方言の恋人や童貞の主人公も題材にする。
評がそろって挙げるのは構図の凝りようで、人物の押しの弱さを状況と構図で補おうと練った跡が見えるという。男性の癖のある造形と表情も繰り返し挙げられ、唐突なギャグを型どおりの展開への照れと読む評もある。
巻末の描き下ろし『平熱大陸〜エロ漫画が出来る瞬間〜』は、漫画家を主人公にインタビューの形で描く自伝的な1編で、笑いの奥の切実さを複数の評が挙げる。のちの2冊目とは作風の違う、熱量の重い出発点である。
電子版はFANZAで紙と同時期に、DLsiteで7月に出た。同年のとらのあな秋葉原店Aの上半期ベストセラーで27位、「このエロマンガがすごい! 2017年夏」で部門賞の5作の一つに選ばれた。商業の殿堂では第153位にある。
同じ作家の殿堂入り作品
1 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。