ヒット出版社 ・ 受賞による入場(選出基準 第6条)
認定証 No. 0134
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兄と妹という一つの関係だけで、幸福な結末から苦い結末までを描き分ける。『好きで好きで、すきで』は、その幅を支える心情の組み立てで殿堂に立つ。
全8編が兄と妹を描く兄妹ものの成人向け作品集で、公式のジャンルには妹・近親相姦の語が並ぶ。最後の中編『ふたごころ』は、想い合いながら素直になれない兄妹のあいだに兄の親友が割り込む、寝取られの三角関係を題材にする。
評が一致して挙げるのは、物語の読みごたえである。兄と妹の両方の視点から描き、あとから本当の気持ちが見えてくる組み立てを、表情の描写が支える。想いが報われるとは限らず、甘い話から救いのない話までが一冊に並ぶ。
岡田コウは2006年に商業誌デビューし、本作は5年後の3冊目にあたる。刊行直後には、前作『チュー学生日記』の甘さからの転回と見る評があった。
紙の版は2011年4月に出て、発売週にとらのあなの週間首位に立ち、その秋葉原店Aの全期間100冊でも第26位に残った。エロマンガ大賞では2011年分の第2位で、前年分1位の前作に続き、作家は3年続けて上位に入った。翌年にはOVA化され、電子版も出た。商業の殿堂では第156位にある。
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1 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。