キルタイムコミュニケーション ・ アンリアルコミックス
認定証 No. 0154
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強い者が足場を失う落差を、ソメジマは人ならぬ女性たちで描いてきた。『絶頂少女』は、その作風を11話の幅で示した、デビューから3年で出た短編集として殿堂に立つ。
悪の組織の女幹部や魔界の女王など、強大で高慢な女性が裏切りや陵辱の末に快楽に屈していく、いわゆる堕ちものを中心にした成人向けの短編集である。舞台は魔界、天使と悪魔の戦い、電脳空間、狐の里とファンタジーに寄り、催眠や透明人間を題材にした篇も収める。
読者の評は、地位や自負を持つ女性が部下の裏切りで立場を失う筋立てと、迫力のある構図、表情の振れ幅で重なる。結末をギャグ調で締める篇もあって悲壮感が薄いことも、両ストアの読者が書く。
巻末の描き下ろし『エンドオブジャスティス』は巻頭の『オーバージャスティス』の後日談で、1冊を同じ悪の組織の物語が挟む。作家は2010年に単行本デビューし、9冊すべてをキルタイムコミュニケーションのアンリアルコミックスから出してきた。本作はその3冊目で、初出も同社の『コミックアンリアル』である。
紙は2013年2月、電子は同年7月に出た。作家の単行本で殿堂に入っているのは本作だけで、商業の殿堂では第233位にある。
数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。