キルタイムコミュニケーション ・ アンリアルコミックス
認定証 No. 0245
試し読みはFANZAブックスが用意したビューワで開く(DLsite / FANZA切替の対象外)。 掲載の可否は版元の方針に従っており、試し読みを認めていない版元の作品にはこの導線を置いていない。
『気になるあの娘はモンスター娘』は、人ならぬ身体をぼかさずに描き切り、人外という分野の入口として名指されてきた一冊として殿堂に立つ。
人と人外が共に暮らす現代を舞台に、ラミア、ハーピー、ケンタウロス、デュラハン、河童、アラクネ、ハリネズミなど人外の娘をヒロインに据えた10編の成人向け短編集である。学校や家庭を舞台にした純愛ものが中心で、非合意の場面を含むのはケンタウロスの一編にとどまる。
ほりともは種族の生態や身体の仕組みを、そのまま物語の段取りに使う。頭と胴が離れたデュラハンの編のように、設定は口実でなく話を動かす理屈として働き、人ならぬ部分が画面から消えない。異形をごまかす作品も多い分野で、この本を入門の一冊に挙げる読者が何人もいる。
刊行当時の書評は、ヒロインを全員人外で揃えた構成を指摘し、掲載誌『コミックアンリアル』では純愛ものがもう異端でなかったと書く。版元が人外の娘の別冊を立てはじめた時期とも重なる。作者の6冊目で、触手を題材にした初期2冊からの関心がここで像を結んだと読める。
商業の殿堂では第22位にあり、同じ作家の『アンリアルシンドローム~非現実乙女愛好症候群~』も名を連ねる。
同じ作家の殿堂入り作品
1 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。