らぶりー
文苑堂 ・ BAVEL COMICS
認定証 No. 0409
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『らぶりー』は、きょくちょが人物の表情に技術を集め、のちに長く続くシリーズの第1話まで収めた初単行本として殿堂に立つ。
学園を舞台に甘い恋人関係を描く成人向け短編集で、拘束や玩具を用いる趣向も多い。短編7作と2話構成の1作、あわせて8つの作品を収める。どれも近い場所で起きる話として描かれ、ある話の人物が別の話の隅に顔を出す。独立した短編を読み進めるうちに、ゆるやかにつながった一つの世界が見えてくる。最初の単行本から、作者は短編を点ではなく面として組んでいた。
技術は表情の描き分けに集中している。場面ごとに最もふさわしい顔を選び、コマごとに置いていく力を、2つの配信元の読者が独立に挙げてきた。作者自身もあとがきで表情へのこだわりを語っており、そのことまで読者に知られている。描く側と読む側が、同じ一点を見ている本である。
『COMIC BAVEL』に2年余り載った作品を束ねた、初の単行本である。同人サークルで活動してきた作者が商業誌に居場所を得て、最初に世に問うた一冊にあたる。ここに収められた双子の姉妹の物語『楓と鈴』は後に長期シリーズとなり、アニメ化され、フィギュア化も決まった。一冊目の短編集の一編から、作家の代表作が育ったことになる。
英語版はFAKKUから、簡体中文版は版元自身から刊行されている。殿堂の商業作品では第7位にあり、2冊目の『らぶみー』とともに、作者の単行本2冊が殿堂に並ぶ。
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1 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。