キルタイムコミュニケーション ・ アンリアルコミックス
認定証 No. 0487
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『千年隷嬢 ~マイレディ、マイマスター~』は、読後の手触りがまるで違う2つの系統を1冊に並べ、その落差で作家の幅を示して殿堂に立つ。
前半は表題の5話の連作で、エルフや竜、妖狐など、人の何倍もの歳月を生きる長命種の女性たちが話ごとに替わって現れるファンタジーである。描き下ろしの最終話で大団円を迎える。後半の3編は宇宙ステーションのSFと『マンイーター』の2編で、人外を題材にしたハードな陵辱ものにあたる。
読者の多くが挙げるのはこの描き分けで、晴れやかに閉じる連作と、一捻りした結末で突き放す単話が同じ手から出る。単話の側は、メデューサの体の仕組みに着想を置くなど、世界観ごと物語を工夫していると評される。美しいものと醜悪なものを対比させる絵作りも魅力に挙げられる。
煌野一人の4冊目の単行本で、ティーアイネットから出た前著『ドールズ』のあと、キルタイムコミュニケーションに戻っての刊行である。『マンイーター』は初単行本『ドロップアウト』に収めたシリーズの6年越しの続編で、最初の本と4冊目がここで1本の線につながる。
2020年の刊行。販売の門から入り、商業の殿堂では第62位にある。
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4 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。