HALL OF FAME ・ COMMERCIAL WORK
快感遊戯録
灯ひでかず
No.056 ・ 商業作品殿堂
殿堂値
89.46
順位
第56位
評価数
5,651
4★以上
5,183
合算★
4.62
発売
2020年
茜新社 ・ TENMACOMICS
認定証 No. 0496
APPRECIATION ── EHOF編
遊びには規則があり、規則は物語の骨組みになる。『快感遊戯録』は、その発想を貫いた12編の短編集として殿堂に立つ。
戦闘の映像が実体化するカードゲーム、召喚した美少女を育てる架空のソーシャルゲームの連作3編、触手を使う架空の競技の部活動を描く前後編などを収める。学園を舞台にした話が多く、題材の分類では触手もの・人外ものに入り、女性どうしの一編も含む。
読者が繰り返し挙げるのは、遊びの形式を勝負の筋立てに転用する発想である。とくに「触手道」という競技が成り立ち、強豪校まである世界の作り込みを、複数の評が面白さの核に挙げる。突飛な設定の読切が詰まった216頁の厚みも持ち味である。召喚型のソーシャルゲームの連作は、当時のスマートフォンゲームの流行と重ねて読むこともできる。
灯ひでかずは2011年から茜新社で単行本を出してきた。本作は『幽らぶ・魂ちぇると』から約5年ぶりの4冊目で、巻末にはその前作の後日談のショートを置く。
紙は2020年5月にTENMA COMICSから出て、書店ごとの特典が付いた。電子は6月にFANZA、7月にDLsiteへ、限定の特典を添えて続いた。商業の殿堂では第56位。
数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。