キルタイムコミュニケーション ・ アンリアルコミックス
認定証 No. 0031
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長く続く連作にも、版元が自ら指し示す出発点がある。『淫術の館』は、エレクトさわるがキルタイムコミュニケーションから出した最初の単行本として殿堂に立つ。
怪物のうごめく洋館を舞台に、館に仕えるエルフの姉妹や悪魔らが館の怪異に囚われていく表題連作5篇を軸とする。題材は触手や怪物による陵辱と調教、ふたなり化や獣化といった身体の変容で、救いのないまま終わる成人向けのダークファンタジーである。
作家の名刺となったのは、画面を覆う体液の量と触手の描き方である。評論家も読者も、それをこの作家の看板として挙げてきた。後のPANDRAが登場人物に前向きな結末を用意するのに対し、本作の連作は堕ちたまま終わり、その対照を新鮮とする読者もいる。
2005年にデビューした作家の2冊目で、2008年10月に出た。前半に直近の作、後半に初期の作が並び、1冊の中で絵の調子が移っていく。館の世界の設定の一部は、作家が高校時代に描いたコピー本に由来するという。
版元は2年後に始まる『PANDRA―白き欲望 黒の希望―』の第2巻の紹介で本作を「前々作」と呼び、読者にも連作の原点として遡る者が多い。殿堂の商業作品では第34位。
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6 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。