文苑堂 ・ BAVEL COMICS
認定証 No. 0387
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人外の娘を描くことを、みぞねは仕事の軸に据えてきた。『ばけものえっち』は、その守備範囲の広さを和洋の妖怪と幻獣で一冊に示した作品として殿堂に立つ。
人魚、蛇姫、鬼、デュラハン、垢嘗、ケンタウロス、ろくろ首から宇宙人まで、人外の女性たちと人間の男性との恋を描く9編を収める。人外娘ものと呼ばれる異種姦の短編集で、人間の女性は登場しない。人外であることに引け目を抱くヒロインが種族の壁を越える、純愛の筋立てが多い。
読者がまず挙げるのは種族の珍しさである。造形は人の姿から大きく離れず、表情も豊かで、人外ものの入口に勧める声が複数ある。ふられてばかりのケンタウロスのOLと後輩の話のように、異形を愛嬌に変える話の作りも丁寧だと評される。
2015年に単行本デビューしたみぞねの紙の2冊目で、文苑堂から出た最初の本である。電子だけで出た『人外娘達の性事情』の4編を核に5編を加えて組まれ、その電子版も殿堂に入っている。
紙の版は2018年3月に出て、同年7月にはFAKKUから英語版『Monster Smash』が刊行され、のちにフランス語版も続いた。商業の殿堂では第87位で、作家の殿堂入り5作の筆頭である。
同じ作家の殿堂入り作品
4 WORKS数値はDLsite(商業)およびFANZAブックスの公開データの自動集計であり、人手による変更はない。 殿堂値・順位の算出は選出基準に全文を公開している。 顕彰文はEHOF編によるもので、作品の権利者・販売元とは関係がない。